永代供養・樹木葬の費用を中心に、終活の手続きと暮らしを案内するガイド

墓じまいの費用と見積もりの取り方

墓じまいにかかる費用の実態を全国調査の数字で示し、撤去・お布施・離檀料・移転先という内訳、改葬許可の手続き、石材店への見積もりの取り方と確認すべき項目を案内します。

整えられた墓地のイメージ

墓じまいとは、今あるお墓の墓石を撤去して区画を元の状態に戻し、納められていた遺骨を新しい納骨先へ移すことです。遺骨を別の埋蔵場所へ移すことは「改葬」といい、墓地・埋葬等に関する法律に基づく許可の手続きが必要です。費用の総額は条件で大きく変わるため、「いくらかかるか」だけでなく、内訳と見積もりの取り方を知っておくことが大切です。この記事では、実施した方の費用の調査結果、内訳、手続き、見積もりの確認項目を整理します。

墓じまいにかかる費用の実態

株式会社鎌倉新書が改葬・墓じまいを検討・実施した方を対象に行った「第4回 改葬・墓じまいに関する実態調査(2026年)」(2026年1月調査、有効回答733件)では、実際に墓じまいをした(している)方の実施費用は「31万円〜70万円」が31.3%と最も多く、「30万円以下」の16.8%と合わせると、約48%の方が70万円以下で完了しています。一方で「151万円以上」も14.0%あり、区画の広さや移転先の形によって金額に大きな開きがあることが分かります。

墓じまいを検討した理由は「お墓が遠方にあること」52.0%、「継承者がいないこと」44.1%が上位でした。移転先は、永代供養(合祀・合葬)が43.2%と最も多く、樹木葬24.1%、納骨堂13.3%と続いています。移転先に何を選ぶかで、総額の半分近くが決まります。

費用の内訳

墓じまいの費用は、大きく4つに分かれます。

このほかに、改葬許可の申請手数料が自治体によってかかる場合があります(無料の自治体もあります)。

改葬の手続き

遺骨を移す改葬には、次の手続きが必要です。

申請の窓口や必要書類は市区町村ごとに異なるため、始める前に今のお墓がある自治体の案内を確認してください。市区町村別のガイドでは、各市の窓口情報もまとめています。

見積もりの取り方と確認項目

撤去費用は、石材店の現地確認なしには正確に出ません。見積もりを取るときは、次の点を確認してください。

なお、墓じまい費用への自治体独自の補助制度は、確認できる地域が限られます。広島県の三原市・広島市・福山市では、市の公式サイトで補助制度は確認できませんでした(2026年11月時点)。お住まいの自治体に制度があるかどうかは、窓口で直接ご確認ください。

無料相談・見積もりのご案内

墓じまいは、撤去の見積もり、寺院との話し合い、移転先選び、役所の手続きが並行して進みます。全体の流れと総額の見通しを先に把握するために、相談窓口で見積もりを取ってから進めるのが確実です。

墓じまいの無料相談・見積もりはこちら

※この案内枠のリンクは、提携先が決まるまで準備中です。リンクが設置されるまでは、このボタンから申し込むことはできません。

出典

この記事は2026年11月4日時点の公表情報をもとにしています。手続きや費用は自治体・寺院・施設ごとに異なりますので、進める前に必ず関係先の最新の案内でご確認ください。

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